2023-02-01
BMW M3 CS が公表されました。内容を見ていきましょう。
ハイライン
性能を高めたエンジン
直列6気筒 Mツインパワーターボガソリンエンジンは更なるチューニングをおこない、最高出力 405kw[550PS]に高められています。
CS特有のドライビングダイナミクス
専用のサスペンション、スプリング、アンチロールバー、ダンピングエレメント、コントロールアームからトラクションコントロールまで、サーキットで最大限までパフォーマンスを引き出します。
大幅な軽量化
カーボンファイバー製樹脂製コンポーネントの採用や軽量化構造によって、BMW M3 Competition M xDrive セダンに比べて20kgの軽量化に成功。これによって燃料消費率だけでなく、俊敏性やドライビングダイナミクスも飛躍的に向上させています。
カーボンファイバー製のボンネットとフロントスプリッター
カーボンファイバー樹脂の採用を視覚的にもアピールするボンネットとフロントスプリッターは、BMW M3 CSの軽量構造と並外れたパフォーマンスをひと目で印象付けます。
アイコニックなBMWレーザーライト
BMW レーザーライトは、技術的にも視覚的にも卓越した性能を見せつけます。従来のヘッドライトの約2倍相当の照射距離を実現。ロービームおよびハイビームやウェルカムライトが点滅すると、イエローのライトエレメントが輝き、GTレーシングカーを彷彿させます。
Mカーボンリアスポイラー
Mカーボンリアスポーラーは、リアビューにおいてひときわ精悍なレーシングカーの個性を演出するとともに、エアロダイナミクスの最適化に寄与します。高速走行時にはリアアスクルのダウンフォースを高め、走行安定性に優れたよりダイナミックな走りを実現します。
Mカーボンバケットシート
ブラック/レッドのバイカラーにコントラスト・ステッチを施したデザインで、走りへの情熱を駆り立てるMカーボンバケットシート。見た目だけではなく、Mスポーツシートの多彩な機能に軽さとレーシング機能をも兼ね備えています。
バイカラーのリアベンチシート
スポーティな雰囲気は、リアスペースにまで溢れています。後席のベンチシートにもブラック/レッドの配色を施すことで隅々まで完璧にコーディネートされたインテリアを実現しています。
軽量構造のセンターコンソール
BMW M3 CS では、インテリアの隅々にまで軽量化が貫かれています。カーボンの質感とレッドのCSロゴが目をひくセンターコンソールはこのモデルに息づくレーシングスピリットを象徴しています。
キドニーグリル
ブラックのバーとレッドのアクセント
Mフロントストラットブレース
アルカンターラ仕上げのマルチファンクションレザーステアリングホイール
M3 CS ドアシルプレート
BMW M Paformance サイレンサーシステムチタン
M3 CS モデルバッジ
ハイグロスレッドのブレーキキャリパー
Mカーボンセラミックブレーキ
ハイパフォーマンスタイヤとCS専用デザインの軽量鍛造ホイール
M Drive
ステアリングホイールに装着されたM Drive ボタンに、ドライバーの好みに応じた車両特性を設定し、瞬時に呼び出すことができます。エンジンレスポンス、ダンパー特性、ステアリング特性、シフトタイミング、DSCのモード設定に加えてヘッドアップディスプレイへの表示の変更が可能です。
Mビュー/Mモード
スポーツおよびトラックモードでMビューは有効となりディスプレイにドライバーへより明確なインフォメーションを表示します。スポーツドライビングに必要な情報にフォーカスしレーストラック上でもブースト圧やタイヤの空気圧および温度などの数値をひとめで把握することができます。設定や操作はセンターコンソールのMモードボタンでで行います。
BMW ライブコックピット
BMW カーブドディスプレイにより、ドライバーの視認性を向上し、より直感的な操作ができます。
BMW インテリジェントパーソナルアシスタント
BMW オペレーティングシステム8.0により、よりスムーズに操作できます。AI音声システムにより、より自然なコミュニケーションが可能になります。
BMW デジタルキー
iPhoneによりBMWデジタルキーを利用すると、ドアのロック/アンロック、エンジンの始動が可能になります。
リモートソフトウェアアップデート
正規ディーラーにいかなくても自身でソフトウェアをアップデートできます。
ドラビングアシストプロフェッショナル
ー 高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト
ー トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)
ー ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
ー ステアリング&レーン・コントロール・アシスト
ー レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
ー レーン・チェンジ・ウォーニング
ー レーン・キーピング・アシスト(アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション付)
ー クロス・トラフィック・ウォーニング(フロント&リヤ)
ー クロスロード・ウォーニング
ー 前車接近警告機能
ー 後車衝突警告機能
ー 衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避アシスト付)
ー エマージェンシー・ストップ・アシスト
*完全な自動運転はできません。運転者には注意義務があります。
パーキングアシストプラス
ー アクティブPDC/パーク・ディスタンス・コントロール
ー PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リヤ、ビジュアル表示機能付)
ー パーキング・アシスト(並列・縦列)
ー リバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能※6
ー サラウンド・ビュー・システム
M Drive プロフェッショナル
MラップタイマーやMドリフトアナライザーが、走行データの分析や理想的なドリフトアングルの追求をサポート。Mトラックモードおよび10段階に設定可能なMトラクションコントロールが、個々のドライビングスタイルに合わせたポテンシャルを引き出します。
まとめ
今回は、BMW M3 CS についてお伝えしました。このモデルはサーキットで走りを楽しみたい人向けですね。価格は、昨年 BMW M4 CSL が車両本体価格 2196 万円でしたので近い金額になるのではないでしょうか。最後までお付き合いありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
*参考資料として、BMW公式ホームページより画像・文章の一部を引用しました。
追記
2023-02-05
VAGUEより写真をお借りしました。
M3/M4のボンネットのくぼみは、エア・アウトレットになっていないようです。
M3 CSはどうなっているのでしょうか。ボンネット内の圧力と温度低減に貢献すると思いますので、エンジンをさらにチューニングしているCSは開けてくると私は予想します。
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